2010年 9月19日(日)
この連休は7月に
岩黒山まで登って雨で途中退散した、石鎚山系 筒上山〜手箱山のリベンジをするため四国に渡ることにした。前日夕方から車を走らせ土小屋で車中泊。翌朝目が覚めると快晴。石鎚山が良く見える。ゆっくり起き出し身支度を整え出発する。午前7時を過ぎると登山者の車が続々上がって来たが、筒上山方向にむかう人は少なく静かな‥と言うより寂しいくらいの二人きりの山行。
丸瀧小屋を経て筒上山へ向かう鞍部に到着。ガスと雨のため前回はここで撤退したが今日は絶好の登山日和
少し錆びかけた階段(デッキプレート)を幾つか渡っていくとそこから先は原生林が続く。その癒しの森を抜けていくと、突然、高い石垣が目の前に現れ
手箱越に到着。石垣の上に上がってみると大峰宗覚心寺派の修行道場がありました。ここからは瓶ヶ森〜西黒森〜伊予富士〜笹ヶ峰が一望のもとに見渡せ、まさに絶景が広がる 「この景色が見たかった〜!」
筒上山を帰りに登ることにして先ずは
手箱山をめざす。笹尾根を歩いて行くと時折視界が開け、皿ヶ峰(松山方面)方向が見渡せ、眼下には石鎚スカイラインが走り深い谷が続いている。
手箱山山頂では、まだ昼食には少し早いので
手箱越まで戻り
筒上山山頂をめざすことにした
手箱越まで戻ってくるとちょうど6人グループが私たちより少し先に筒上山に向かって出発して行かれた。ひと休みして私たちも出発したが登り始めるといきなりの急坂、そしてその先には鎖場!3時間余り歩いた後の鎖場はいささかきつかったが補助ロープもあり何とかクリアした。その後は、なだらかな笹原が続く
筒上山に到着すると、さきほどのグループが昼食中、 そして「オムスビがあるので食べませんか?」と声をかけてこられた。今治から来られた陽気な同級生の6人グループの人たちに大きな大きなオムスビを2つ頂きました 「あ〜美味しかった。ご馳走様でした」
帰りは鎖場と反対方向の尾根を下ることにした。するとこのグループの方から「この道は笹がかぶり不明瞭なため自信がないので先導してほしい」と言われました。地図とテープを頼りにみなさんと一緒に下ることになった。踏み跡はしっかりしていたが笹がかなり生い茂っていた。笹を掻き分けようやく筒上山への分岐に到着した。みなさんは土小屋へ帰られるのでここでお別れして、私たちは
岩黒山山頂へをめざす
振り返れば今登った筒上山・手箱山の山並が続く。山頂からは石鎚連峰が一望のもと、パノラマを堪能しながらここでコーヒータイム。至福の時を過ごしたのち
土小屋に戻る
今回は紅葉の時期には少し早かったけれど、たくさんの秋の花に出会うことが出来ました。「それにしても今日も一日よく歩いたなぁ‥」予想以上に気温が高く少々くたびれモードですが何より天候に恵まれ無事前回のリベンジを果たすことが出来て大満足の一日でした。翌日は大河ドラマ「坂本龍馬」で話題の
高知へ‥