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剱岳山頂を目指し登り始める
振り返ると剱沢、剣山荘が小さく見える |
後立山連峰の峰々 |
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一服剱
手前に前剱、その先には剱岳山頂 |
鎖場をトラバースする |
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平蔵の頭を越える |
鎖また鎖の連続‥ひたすら登る |
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カニのタテバイが見えてきた |
いよいよカニのタテバイへ |
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カニのタテバイを登る |
あと少しで山頂、その時俄かに雨雲が空を覆い始めた |
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剱岳山頂の祠 |
あ〜ぁ 無情にも山頂はガスの中、楽しみにしていた眺望は‥ |
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霧雨が降り始め早々に下山開始 |
剱からの下山後食べた剣山荘の山菜うどん(¥800) |
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剣山荘を後にして今日の宿 剱御前小屋へ
足元に咲くチングルマに心が和みます |
剱御前小屋に到着しホットひと息
コーヒータイム(スタバのコーヒー美味しかった〜) |
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剱御前小屋の夕食
今日のお汁は具がたっぷりです(笑) |
2010年 9月3日(金)
空は快晴、絶好の登山日和。目の前には鹿島槍・白馬・小蓮華岳・杓子岳など後立山連峰が望める。不安と期待に胸を膨らませながら剱岳山頂をめざして登り始める。この時はまだ 山頂を目の前にして天候が急変するとは思ってもいなかった
一服剱に到着すると目の前に現れた前剱は、まるで私たちの行く手に立ちはだかるように聳えていた。ここから武蔵のコルに下り、再び急な登りになる。大岩を過ぎれば前剱。ひたすら黄色ペンキを見落とさないよう登っていく。平蔵の頭を越えカニのタテバイへ。見上げると50メートルほどの岩場、高さはあるが足場がしっかりしているので見た目ほどの恐怖感はない。ここを過ぎれば山頂までは、なだらかなガレ場が続く
だが、あとわずかで頂上と言う時になって俄かに雲行きが怪しくなってきた。頂上に着く頃には無情にも空は厚い雲に覆われてしまった。30分前までは見事な眺望が広がっていたのに‥ あ〜ぁ残念!しかし登りながら見た景色は素晴らしかった
霧雨が降り始めた。山頂でゆっくりする間もなく下山開始。すぐにカニのヨコバイが待ち受けていた。雨に濡れた鎖を握り締めながら横に進む。下を覗くとその高さに思わず息を呑む。雨で足場が濡れて滑りやすくなっている上、足を置く場所が見えないので緊張はピークに達した。慎重の上にも慎重に下っていく。(下りは撮影の余裕がなかったため画像はありません)
雨に濡れた登山道を浮石や落石に注意しながら鎖と梯子を伝って下っていく。一服剱に登り返して剣山荘に到着。ここで昼食を摂りひと休みした後、今夜の宿 別山乗越にある剱御前小屋へ
大阪から来られた4人グループの登山者と同室になり、夜まで話がはずんだ。夜11時頃同室の方から声をかけられみんなで満天の星を眺めた。明日は晴れれば立山連峰縦走、雨なら雷鳥沢から室堂に下山する予定にしてまずは就寝‥
剣山荘(6:00)→一服剱(6:35)→前剱(7:30〜7:45)→平蔵の頭(8:20)→剱岳山頂(9:00)→一服剱(11:30)→剣山荘到着(11:25〜12:45)→剱御前小屋(14:15)
剣山荘〜剱岳〜剱御前小屋
剱 岳(2,999m)