|
似島港への道順(家下) |
2010年 12月19日(日)
今年最後の山登り、広島市の南に浮かぶ似島に船で渡り安芸小富士・下高山に登りました。宇品港に到着するとロビーには登山者の姿が目立ちました。やはり似島・下高山は人気がある山のようです。9時20分発の似島行きのフェリーに乗り込み20分程で似島学園港に到着
港のそばにある似島学園グランドを横切り少し行くと”いのちの塔”がありました。登り始めるとすぐに汗が流れ始めた。この辺りから急な上りが続き道はかなり掘れていて滑り易い。しかし、眼下に目をやると瀬戸内海の海原が広がり、なんとも良い景色!
急登を上りきると航空保安施設の鮮やかなオレンジ色の塔が見えてきた。山頂からは東に灰ヶ峰・野呂山、北には広島湾その先には武田山から連なる広島南アルプスが広がっていた。素晴らしい景色を眺めながらひと休み
これから登ってきた道を下り下高山をめざす。登ってきた分岐を過ぎ更に歩いて行くと分岐に出た。右は”似島港・家下(やじた)”、左は”少年の自然の家・展望台”「さてどっちかな?」
しばらく悩んだ挙句、左の道を選んだらこれが間違いだったようです。しばらく歩いていると右手前方に尾根が見えてきた。ありゃ!これが私たちが歩くつもりだった尾根のようです。分岐まで戻ろうかとも思ったが時間があるしこのまま展望台まで行ってみようと言うことになった
眺めの良い展望台に到着しました。ここで滑り台を見つけ童心に返ってなが〜い滑り台を滑ってみました。ひゃほ〜気持ちいい!
さて、問題は下高山です。登山口はいったい何処にあるのかな?公園でお孫さんと遊んでいた男性に聞いてみると「似島中学校のそばに下高山登山口がありますよ」と教えてくれました。中学校を目指して車道を歩いて登山口から再び下高山への道を登り始めます
しばらく行くと安芸小富士からの分岐があった。歩き易い道を登っていくとめざす下高山が見えてきた。ちょっと遠回りしたけど初めて歩く似島は結構楽しかった
下高山山頂に到着してみると既に二組の団体の宴の真っ最中。山頂の先に場所を確保し、小春日和の瀬戸内海を行き交う船を眺めながらのんびり景色を楽しみ昼食タイム。日の光が温かくぽかぽかいい気持ち
山頂でのんびり時間を過ごした後、船の時間を見計らって似島港・家下に向かって下山開始した。途中、民家の細い路地を抜け似島桟橋に到着した。フェリーは似島港を出航、似島学園港に寄港した後宇品港に戻った。船の中からは左手に先週登った広島南アルプス、右手に今日登った安芸小富士を望むことが出来た
現在はマリンレジャーの島として知られる似島だが、今回島内を歩いてみて”いのちの塔”や”原爆慰霊碑”が建立されて戦前はドイツ軍の捕虜収容所など多くの軍事施設があったことを知り改めて平和について考えさせられた。これからは呉から広島に向かう車窓から安芸小富士を見る度に今回の山行を思い出しそうです。そして今年も無事山行を終えることが出来ました。さて、来年は何処の山に登ろうか‥
|
船からは先週歩いた広島南アルプスが望める |
|
|
宇品港からのフェリーに乗り似島へ |
似島学園と安芸小富士 |
|
|
似島学園のグランドを横切る |
いのちの塔 |
|
|
安芸小富士山頂に到着 |
安芸小富士山頂から宮島を望む |
|
安芸小富士山頂から望む広島市内 |
|
|
これから下高山へむかう |
羊歯の茂る登山道 |
|
|
展望台に到着 |
なが〜い滑り台 |
|
|
似島中学校そばの登山口 |
下高山登山口 |
|
|
もうすぐ下高山山頂 |
宴会で賑わう下高山山頂に到着 |
|
|
下高山山頂から眺める大黄港方面 |
海に浮かぶ牡蠣いかだ |
|
|
野菜たっぷり鍋焼きうどん |
似島港・家下(やじた)地区に下る |
|
|
路地 |
荒神社 |
|
|
HP・ブログでお馴染みの猫の撮影ポイント |
似島港へ |
|
|
菓子伝説の島 |
宇品港へ戻る |
|
下高山山頂から眺める安芸小富士 |
宇品港(9:30)→似島学園港(9:50)→安芸小富士山頂(10:25)→展望地(11:10)→下高山登山口(似島中学校)(11:30)→下高山山頂昼食(12:00〜13:20)→似島への分岐(13:35)→荒神社(13:55)→似島港(14:00)
安芸小富士(2788.1m)・下高山(203m)