牛小屋高原登山口  牛小屋高原登山口から登り始める
既に 営業を終えたスキー場のゲレンデ
(まだ雪はたっぷりあります)
恐羅漢スキー場
駐車地を振り返る 百本杉上部から駐車地を振り返る 
 「あ〜足が…(^_^;)」
雪を踏み抜き足が抜けなくなりました。たまらずここからスノーシューを装着です
「あ〜足が…」
林を下る  倒木の林の中を下っていく
 しばらく行くと管理林道に飛び出した
(左奥にカーブミラーがあります)
管理林道
トレース  修行僧さんのトレース「見〜つけた!」
 2mあまり積もった管理林道を行く 管理林道
 管理林道  日当たりのよい場所では既に雪が解けているところもありました
2011年 4月3日(日)

いつか雪の恐羅漢台所原を歩いてみたい…昨年から思い続けていました。先日恐羅漢を歩かれた修行僧さんのレポを拝見して今季最後のスノーハイクと決め朝からどんより曇ってはいましたが、午後から晴れると予想して出発です。雪はまだたくさん残っていましたが恐羅漢スキー場の営業は既に終了していて、リフトも外されゲレンデは静まり返っていました

牛小屋駐車場に到着してみると車は私たちを含めて5台。今日は静かな山歩きになりそうです。そろそろ熊が冬眠から目覚める頃、用心に熊鈴をつけて身支度完了。スノーシューを背負い牛小屋登山口から登り始めました。前回同様、百本杉から支尾根を登り主稜線を目指します。雪は少しザラメですが締まっていて歩きやすい。順調に登っていくと尾根筋に出た辺りで時折雪を踏み抜き、腰まで埋まるようになりました、ここでスノーシューを装着することにしました

稜線上で、隣に駐車された山口から来られたご夫婦連れともう一人の方たちが追いついて来られました。恐羅漢山頂から旧羅漢山に向かわれると言うことでここでお別れし、私たちは稜線上から倒木の多い林の中を抜けて管理林道へと下っていきました。しばらくすると見覚えのあるカーブミラーのある管理林道に飛び出しました

二人きりだと思うと少し心細い思いをしていましたが、管理林道を歩いていくと前々日に歩かれた修行僧さんのスノーシューのトレースをはっきり判別することができました。ちょっぴりホッとしました。積雪は深いところで2m余りありましたが、日の当たるところは既に溶けているところもありました。あたりを見回すと雪の重みによる倒木が目立つのを見ているとあらためて今年の雪の多さを感じます。ここから台所原平をめざして歩きます
台所原平   台所原平に到着
(もちろん誰もいません ひょっとして熊さんがいるかも…修行僧さんのレポを先ほど拝見して、お〜怖…)
  台所原を行く(さぁて 何処を歩いて行こう…)  台所原
台所原  夏では考えられない所を歩いているのだろうなぁ
 ブナの巨木の間を抜けて行く  台所原
根開き  春を感じる根開き
 急登になりリフトアップして少し歩きやすくなった リフトアップ
あと一息  主尾根まであともう一息
 恐羅漢山頂には誰もいなかった 恐羅漢山頂
スノーボーダー  しばらくするとスノーボーダーがかっこよく下って行った
数名のパーティーが旧羅漢山からピストンで戻って来られました パーティー
下山開始  みなさんとお別れして下山開始
 ゲレンデを目指して下って行く ゲレンデへ
尻セード  ここらでちょっと尻セード。楽チンでしたがお尻が冷た〜い<`ヘ´>
恐羅漢・台所原スノーハイク
牛小屋高原駐車場(9:20)→百本杉(10:10)→管理林道(11:05)→台所原平(11:45)→天杉山分岐(11:55)→恐羅漢山頂昼食(13:00〜13:55)→スキー場ゲレンデ→駐車場(14:40)

台所原平に到着してみると静寂の中、少し怖いくらいです。昼食は山頂で食べることにしてこのまま台所原を歩くことにしました。亀井谷と天杉山の分岐から恐羅漢方面を望むと何処までも続く静かなブナ林の雪原。「さて、何処を歩こうかなぁ。」想像以上の素晴らしい眺めが続く。広い台所原を二人占めです

ここからはGPSを頼りに恐羅漢山頂に向かってブナの巨木を見つけながら右へ左へ…夏道では到底考えられないコースを歩いていきます。徐々に急坂となり途中からスノーシューをリフトアップすると少し歩き易くなりました。目の前が明るくなってきました。山頂手前の最後の急坂でひと踏ん張りすると山頂直下の稜線にでました。やれやれ山頂に到着です

山頂の標識は前回登った時には雪の下でしたが今日はしっかり顔を出していました。誰もいない山頂でザックを下したところでスノーボーダーの方が一人登って来られました。「これから5分ほどで一気に降ります」と言い残してボードで颯爽と滑り降りて行かれました。カッコイイ〜!

空は快晴、目の前に聳える深入山・臥龍山を眺めながら静かな山頂でのんびりランチ。RCCラジオから大好きなビートルズの曲が流れています。食事を終え下山する頃に旧羅漢山からピストンで5〜6人の団体の登山者が戻って来られました。楽しい方たちとしばらくお話をした後、スキー場に向かって下山開始です。途中、ゲレンデで尻セードしながら 楽チンでしたがお尻が冷た〜い

駐車場に戻ってみると私たちともう一台車が残っていたのは、岡山のご夫婦連れでした。しばらく山のお話をして帰路につきました。

今季最後となるスノーシュー歩き、天気にも恵まれ念願の雪の台所原を歩くことが出来て大満足の一日でした。これで心置きなくスノーシューを片づけることがで出来ます。担当の気ままなダンナさん、あとはヨロシク!

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