本日の軌跡
帰りは奥の院に向けての谷筋の登山道が分からなく鹿害防止の柵が設置してある住宅の中を通り、声をかけても返事がなかったのでそのまま通らせていただきました。(スミマセン 入り口と出口の紐はちゃんと施錠しておきました)

ここからが今回の核心部に突入です。最初は道幅も広く、羊歯の海を泳ぎ赤いテープを目印に歩いて行くと滑岩とその上部にある滝がある場所に出ました。ルートが川の右岸にあるとばかり思い込みしばらく急坂を上がってみたが道が分からず、再び滝まで戻り道を探したら川の左岸に古い赤いテープを見つけました。そのテープを頼りに藪漕きしながら登ってもやはりテープは見当たらない(-_-;)

地図を取り出し、”山びこ山ずきさん”が歩かれたルートを確認してみた。登山道は右岸にあることに気付き滝の上部を右岸に渡りました。茨の棘と格闘しながら急坂を50m余り這うように登ってようやく赤いテープを見つけようやく登山道に戻ることが出来ました。ここからはテープを見落とさないよう歩いて行くと石段のある奥の院への広い道に出ました。二人してホッとひと安心。やれやれです

仁王門跡を経て駒ヶ林に到着してみると時間も遅いためやはり誰もいません。空を見上げると白いものがちらちらし始めました。雪が舞い始めました。見ると廿日市方面には雪雲がかかっていました。少し寒かったけれどここで紅葉饅頭を食べながらコーヒータイム。ようやくひと息つきました。さてもうひと踏ん張り、多宝塔目指して下っていきます

多宝塔に到着する頃にかなり大粒の雨が降り始めました。結局雨に濡れながら桟橋に戻ると運良く、フェリーの改札が始まっていました。急いで列に並んでフェリーに乗り込む頃には雨も上がっていました。そして船上から宮島を振り返るとなんと大きな虹が架かっていました。今日一日頑張って歩いたご褒美かなぁ

夕方5時前には宮島口に駐車しておいた”気まま”号に戻り無事我が家へ。本日の歩行距離10kmよく歩きました。本日の格言 ”道に迷った時は必ず後戻り”肝に銘じました。 いつもとは違った宮島を知ることが出来ました。私たちが知らない魅力がある宮島はまだまだ奥が深いようです
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駒ヶ林へ さぁここから再び登り返して駒ヶ林を目指します
しっかりした踏み跡がありますが地図とGPSを頼りに案内のテープを見失わないよう歩いていく 藪漕ぎ
ロープ 途中、ロープを下ったり急登をよじ登ったりかなりワイルドなコースです
(この辺りで道に迷ったようです。多分‥)
今回の失敗そのA

滑岩の上部に滝が見える辺りで、ルートを見失った。ここからは藪漕ぎが続いたため写真を撮る余裕ありませんでした(^_^;)
(この滝の左の藪の中に入り間違っていることに気付き滝の上部から右斜面の藪の中に入り登山道に戻りました)
滑岩
赤いテープ ようやく赤いテープを見つけてひと安心
やれやれ 何とか仁王門跡に到着です 仁王門跡へ
駒ヶ林 駒ヶ林に到着すると雪が舞い始めました。廿日市方面は雪雲に覆われています。誰もいない静かな駒ヶ林でコーヒータイム
多宝塔に到着する頃から雨が降り始めました 多宝塔
桟橋へ 午後4時過ぎ雨の中、宮島桟橋に到着
今日もよく歩いた。お疲れ様でした
雨も上がり、乗り込んだフェリーの中から宮島を振り返ると虹が‥ 虹
雛巡り みやじま”雛めぐり”が行われていて町内のいたるところにお雛さまが飾られていました
紅葉谷から杉ノ浦に抜ける車道の途中から博奕尾をめざす(案内はありませんでしたが広い道が続いていました) 博奕尾ルートへ
分岐 左側がいつもの紅葉谷からの登山道、
今回は右側の道を歩きました
今回の失敗その@

”大砂利”への分岐と思い込んで左の道に進むと‥
失敗その@
藪漕き しばらく藪漕きが続き結局、元の登山道に逆戻り‥どうやら302mピークへの登山道に入り込んでしまったようです
しばらく行くと”大砂利”と書かれた案内板がありました。ここが本当の分岐でした。ア〜失敗(-_-;) 大砂利分岐
大砂利へ いつも歩く博奕尾コースとはちょっと違った景色が広がります
前回ここまで来た大休峠(ベンチのある広場)に到着(ここから右に大砂利観音へ) 大休峠
大砂利観音へ テープを頼りに大砂利観音へ
大砂利観音に到着 大砂利観音
ロープウェイ いつもは眼下に眺めるロープウェイが今日は頭上に見えます
鹿害防止に電気柵が施された農園の傍を恐る恐る通り抜ける 農園の傍
海岸へ 大砂利の海岸へ向け車道を下る
静かな大砂利海岸 大砂利海岸
昼食 静かな海辺で潮騒を聞きながらのんびり昼食
2011年 3月27日(日)

沿岸部はこの日一日天気は何とか持つだろうと予想し今回は久々に里山を歩くことにした。1月に宮島を歩いた時、島の裏側にある大砂利へむかう途中の大休峠(ベンチのある広場)まで歩いたが、ここから先は宿題として残った。今回は修行僧さん山びこ山ずきさんのレポを参考にこの宿題を片付けることにしました。前日から地図を準備しGPSにルート図を作成していざ、宮島へ‥

まずは紅葉饅頭を調達して紅葉谷から杉ノ浦に抜ける車道から尾根に取り付き案内のないルートを歩いて博奕尾をめざしました。途中、包ヶ浦への分岐の少し先からこれからめざす支尾根に取り付くのだとばかり思い込んでいたため、この日一度目のミスを犯しました。「あれ?おかしいなぁ」首をひねるばかり‥分岐だと思い歩き始めるとその道は302mピークへの登山道で、結局榧谷駅への元の道に合流しました 

しばらく行くとその先に大砂利への古びた木札を見つけようやく頭の中で地図がつながりました。やれやれ‥。いつもとは少し違う景色を見ながら前回行った大休峠のベンチのある広場に到着した。ここから道なりに歩いて行くと大砂利観音がありました。今回の震災の復興を祈願した後、大砂利をめざして下っていきました

ここからは地図とGPSを片手に目印のテープを探しながら道を外さないよう注意深く下っていくと途中、倒木などで道が分からなくなっていましたが無事、大砂利の海岸に到着。ここで昼食を摂ることにしました

山登りをして海抜0mの海岸で昼食を摂るのも少し不思議な気分ですが、潮騒を聞きながら静かな海岸でのんびりランチ。しかし、これから山を越えて帰らなければならないのでのんびりもしていられません。道路標識には大砂利から包ヶ浦を経由して宮島の桟橋まで車道が8kmあると書かれていました。思えば遠くに来たもんだ‥
宮島桟橋(8:55)→博奕尾登山口(9:35)→包ヶ浦分岐(10:00)→大砂利分岐(10:40)→大休峠ベンチ広場(10:55)→大砂利観音(11:15)→大砂利海岸(昼食)(12:05〜12:50)→仁王門跡(14:25)→駒ヶ林(14:35〜15:05)→多宝塔(16:00)→宮島桟橋(16:25)
(広島県廿日市市)
博奕尾〜大砂利〜駒ヶ林コース)
宮 島 
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