子持権現山・自念子ノ頭

子持権現山から戻り車で林道を走っていると林道沿いの斜面にアケボノツツジが咲いていました。この日４座目の自念ノ頭登山口に到着した。なだらかな登山道を登っていくと、下山中の登山者から「山頂はすぐそこですよ。」と声を掛けられた。足取りも軽く１５分ほどで山頂に着いた。山頂からこの日登った山々のシルエットを眺めひと休みした後下山し、西条市内でいつもの”武丈の湯”で汗を流し帰路に着く。しまなみ街道では渋滞に巻き込まれたが無事帰宅。

四国の山に魅せられ昨年から登り続け、瓶ヶ森～子持権現山～西黒森～東黒森～伊予富士～寒風山～笹ヶ峰まで点で繋がった。四国には魅力的な山がまだまだたくさんある。これから先何処まで点が続くかな

２０１０年５月３日（祝）

瓶ヶ森から下山の後　ネット仲間の修行僧さんから話に聞いた”子持権現山”に登ることにした。リュックを車にデポし駐車場から林道瓶ヶ森線を歩いていくと筒状のこんもりとした岩峰が見えてきた。林道そばの登山口から少し入ると祠があり、その先からいきなり鎖の上りが始まった。山頂までほぼ垂直で約８０ｍの鎖を頼りに一気に登っていくかなりハードなコース

徐々に傾斜がきつくなってきた。見上げれば垂直の壁。見下ろせば今上ってきた鎖が随分下まで続いている。これが山頂まで続くのか‥ところで、帰りもこの鎖を下りるのかな？ここまで来たら登るしかない。細心の注意を払い気ままなダンナと声を掛け合いながら交互に上っていく

後半はほとんど足場らしいものがなくなり三点支持で慎重に山頂をめざす。あと一息で山頂と言うところまでくると心細いロープがぶら下がっており先行者が身体に命綱代わりに腰に巻きつけていた。私たちも同じように腰に巻きつけ緊張感いっばいで登った。ここから先は岩が張り出して先が全く見えない。もうひと踏ん張りして何とか山頂に到着した

山頂からは瓶ヶ森・西黒森が正面に聳え眺めは最高。山頂から少し下った所に祠がありその先は通行止めになっていてやはり下山ルートは鎖を下るしかないようです。意を決して下山開始。下を行くダンナに石を落とさないようゆっくり下っていく。無事下山してホッとひと息。この時山頂まで登ってきたのは私たちを含め５名、10名あまりの登山者は登らずに登山口で私たちの登る様子を写真に撮っていた。石鎚山の鎖場より凄かった～！

	自念子ノ頭登山口
自念子ノ頭山頂へ
	自念子ノ頭山頂西に西黒森・瓶が森・子持ヶ権現山の稜線
東に東黒森・伊予富士が聳える

	子持権現山黄色いルートを上る
登山口から少し行くと祠がある
	鎖を登り始める
徐々に急になってきた
	山頂から瓶ヶ森・西黒森を眺める
子持権現山山頂
	山頂から少し下った所に祠がある
鎖を下る