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2009年 5月9日(土)

昨年西赤石山に登った時、次回は笹ヶ峰を攻めてみようと思った。自宅から205kmあるがETC割引で\1000になったこともありGW明け天気も良さそうなので急遽四国に渡った。今回はネット仲間の山本隊長並びに修行僧さんのレポを参考に登ることにした。

前日の夜出発、しまなみ海道を通って時間調整のため来島海峡SAで仮眠をとり翌朝寒風山登山口へ。まだ新しい水洗トイレは木の香りがしてきれいだったが山本隊長のレポの通りトイレに紙はなかった(笑)。地元の方のお話によると今年のアケボノツツジは連休前の寒波で花付は例年ほど良くないそうだ。

登山口からしばらく急登が続く。登山道にはミツバツツジが咲いている。桑瀬峠辺りは笹原になっている。目の前には愛媛県西条の街、そのむこうに瀬戸内海が霞んで見える。左に伊予富士、右にはこれから登る寒風山が聳える。

峠からはブナ林の急登になりところどころ梯子のある岩場を歩く。しかしブナの木の芽吹きはまだしばらく先のようだ。林を抜けると歩きやすい笹原になり寒風山山頂に到着。時間も早くまだあまり暑くないのでこのまま笹ヶ峰を目指す。

名前の由来通り一面の笹原が広がりルンルン気分で尾根道歩いていく。前方には笹ヶ峰が聳える。寒風山を過ぎた辺りから淡いピンクの花が目に付くようになった。諦めていたアケボノツツジもちらほら咲いている。石楠花の蕾はまだ固く開花はもう少し先のようだ。

笹ヶ峰山頂に到着。一面を笹に覆われた山頂で昼食を摂りしばらく景色を楽しみながらゆっくり休んで往路を引き返す。このころから照りつける太陽に気温もかなり上がってきた。汗が流れる。水が恋しい‥こりゃあ夏山登山だ。

登山口まで戻って寒風茶屋で食べたアイスクリームが美味しかった〜!下山後は木の香温泉で汗を流して帰路に着く。四国山地は2000m近い峰々が連なり、中国山地とはまた違った趣がある。ETC\1000でぐっと身近になりまた登る機会が増えそうだ。
瓶ヶ森線 寒風山隧道左に茶屋(その左に登山口がある。画面には写っていないが右に水洗トイレ有)
瓶ヶ森まで車で40分、いつか通ってみたい山岳道路である
新寒風山トンネル高知県側からここまで約8km
ミツバツツジ ミツバツツジ
桑瀬峠 桑瀬峠
岩場の梯子を上る 梯子
寒風山 笹原を歩いて寒風山へ
寒風山山頂 寒風山山頂
寒風山ヲ振り返る 寒風山を振り返る
笹ヶ峰の山容 笹ヶ峰山容
笹ヶ峰山頂の祠
わずかに咲いていたアケボノツツジ
マウスを合わせて花を見る
まだ堅い石楠花の蕾
ようやく登山口到着。「暑かった〜!」
寒風茶屋のアイスクリーム
左が塩アイス右がバニラ(\200)
暑くて我慢できずにバニラは半分食べちゃった!
国道194号線から笹ヶ峰を望む
道の駅木の香(このか) 入浴料\600
来島海峡SAから来島大橋を通り帰路につく
所要時間
往路 寒風山登山口→1:45→寒風山→1:25→笹ヶ峰
復路 寒風山登山口←1:20←寒風山←1:05←笹ヶ峰
寒風山登山口(7:10)→桑瀬峠(7:55)→寒風山山頂(8:55)→笹ヶ峰山頂昼食(10:20〜11:30)→寒風山山頂(12:35)→桑瀬峠(13:25)→寒風山登山口(13:55)
寒風山(1,763m)から笹ヶ峰(1,860m)
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