2010年 1月17日(日)
今年初の里山歩きは、
修行僧さんのレポを拝見して以前から一度歩いてみたかった”広島アルプス”に挑戦することにしました。広島アルプスとは広島市安佐南区にある武田山から西区の鈴ヶ峯に至る全長約15kmの縦走路で標高500mに満たない山が連なっているコースです
先週修行僧さんが歩かれたのとは逆のコースを歩きました。一度登ったことのある
武田山から出発して最終目的地を決めずに夕暮れが迫り疲れたらエスケープというなんとも気ままな計画。さて何処までいけるやら‥
JR呉駅から乗り換えなしで可部まで行ける電車に乗り込み、約1時間かけて可部線”古市橋”に到着。祇園北高校そばの登山口から登り始める。馬返しの分岐からは
宇部山岳巡礼クラブのメンバーの方々と前後になりながら山頂へ。賑やかな楽しいグループの方たちでした
武田山から火山への道はいきなり急坂が続きひと汗かいたので早速衣服を調節。火山山頂に到着し眼下に広がる広島の街を見ながら昼食を摂る。今日のメニューは久々に卵スープとおむすびの雑炊。体が温まりました〜!
火山から権現峠・大塚峠を経て丸山へ。登山道は木立に遮られ思ったほど見晴らしはよくありませんが木々の間から徐々に変わっていく広島デルタの景色を楽しみながら歩き続ける。丸山山頂には巨大な反射板がありました。幾つもの鉄塔を横目に見ながら畑峠を経て大茶臼山へ。振り返ると今歩いてきた山々が聳えている「それにしてもよく歩いてきたものだ‥」しかし、まだ道半ば「さあ もうひと踏ん張り!」
大茶臼山から己斐峠に下る途中「あれ?」行き止まり。少し引き返してみるとガードレールに張られた黄色いテープを発見 「下山道入り口(下におりる)」と書かれている。ひょっとしてこのガードレールをまたいでいくのかな?やはりそうでした(笑)
己斐峠が近くなると大きな国泰寺のお寺が見えてきました。ようやく己斐峠に到着。柚木城山登山口は車道を350mほど歩いたところにありました。柚木城山山頂で広島市内を一望しながらコーヒータイム。宮島も随分近くに見えてきました。午後3:30になったので今回はこの辺りまでとしました。まだ自宅まで帰る余力を残しておかなければなりません。柚木城山第2峰315m峰を経てエスケープすることにしました
ところで、ここを下っていくと何処に出るのだろう?標識に書かれた古江の文字を頼りに下っていく。途中「三輪明神・学院へ」と書かれた標識がありそのまま下っていくと学校の敷地内に出ました。ちょっと失礼して構内を通り抜けるとそこは「広島学院」の正面玄関でした。さらに住宅地を抜けて行くと「広電高須」の電停がありました。
すぐに来た電車に乗り西広島駅でJRに乗り換え山陽本線で広島駅へ。少しお腹も空いたので電車の時間を利用してホームの立ち食いうどんを食べてひと休み。呉線の快速に乗り呉駅に無事到着。あたりはもう真っ暗、自宅に到着し今日の山行を無事終えました
このコース周辺は開発が進み住宅地が山の中腹まで迫っていましたが、まだまだ多くの自然が残されていて山頂から見る広島の街のパノラマは素晴らしかった。列車を使って目的地を決めずに歩きましたが、どこまで行けるか二人で相談しながら結構真面目に歩いた今回の山歩きでした。しかし明日は筋肉痛かも‥
三十数年前の学生時代の面影は既になく街の景色はすっかり変わっていました
(気ままなダンナ 談)
JR呉駅(7:29)→JR古市橋(8:45)→祇園北高登山口(9:30)→武田山山頂(10:20〜10:30)→水越峠(10:50)→火山山頂(11:25〜12:00)→権現峠(12:35)→大塚峠(13:00)→丸山山頂(13:10〜20)→畑峠(13:40)→大茶臼山山頂(14:05)→己斐峠(14:35)→柚木城山(15:10〜35)→315m峰(15:50)→広島学院(16:20)→広電高須駅(16:35)→JR呉駅(18:00)