比婆山ルートマップ
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池の段からの眺望
左に毛無山・伊良谷山・牛曳山、中央遥か彼方に雪を被った大山、右に立烏帽子山
2009年 3月8日(日)

新聞のスキー場便りを眺めていると芸北地方で滑れるのは人口降雪機のあるスキー場のみ。県民の森の積雪は50cmになっている。比婆山ならまだスノーシューで歩けるかも‥期待して比婆山へ。

公園センター駐車場に到着してみるとスキー客はいるが登山者は見当たらない。登山道を歩き始めるが期待した雪はない。七合目辺りからアイスバーンになっていたのでアイゼンを着けることにした。

烏帽子山に到着する頃には薄曇りの空模様だったが徐々に薄日が差し始めた。振り返ると雪を被った大山がはっきり見える!しかし前回登った時は山頂は一面の雪だったが、それに比べると今年はなんと雪の少ないことか!雪があれば吾妻山に登ろうかと考えていたが大膳原の向こうに聳える吾妻山にもやはり雪はない。

昼食は前回好評だった卵スープとおむすびの雑炊。寒い山頂ではこれが一番。食事をしていると、立烏帽子山から池の段を経由して単独の女性の登山者が登ってこられた。雪の状態を聞いて池の段から立烏帽子山経由で下ることにした。

立烏帽子山を通って立烏帽子駐車場に到着。駐車場には新しいバイオトイレが設置されていたが冬期は封鎖されていた。そばには何時着いたのかタイヤの跡がくっきり残っていた。積雪25cm余り‥。ここから展望園地を通り公園センター駐車場に下る。

今回は烏帽子山山頂で出会った10人ほどのパーティーと単独の女性の登山者と私たちだけの静かな山登りとなった。結局スノーシューの出番は最後までなく今季のスノーシューの出番は終わったようだ。

立烏帽子駐車場から展望園地の間にあるブナの純木を歩いていくと、葉が落ちて遠くまで見渡すことが出来き、冬の時期ならではの景色を楽しめる。枝を張ったブナの巨木がどっしりと根を下ろすその姿に何度も立ち止まってはシャッターを切った。展望園地手前のブナ林は比婆山の中でも最も素晴らしかった。また春か秋にでも訪れてみたいなぁ。

この日は庄原市総領町の道の駅リストアステーションでセツブンソウの開花を祝う祭りが行われていた。下山後、私たちが訪れた時にはすでに祭りは終わっていたが、道の駅周辺の山すそにはセツブンソウと福寿草が一面に咲いていた。今年も可憐に咲いた花々に春の訪れを感じながら帰路に着いた。
セツブンソウ セツブンソウ
セツブンソウ セツブンソウ
福寿草 福寿草
福寿草 福寿草
雪のない登山道 スノーシューを担いで雪のない登山道を行く
七合目あたりでスノーシューではなくアイゼンを着ける アイゼンを付ける
烏帽子山山頂 誰もいなくなった雪のない烏帽子山山頂、振り返ると大山が‥
雪を被った大山が遠くにくっきり見える
※ 画像をクリックすると‥
遠くに大山
吾妻山 吾妻山東斜面には雪がない
今日の昼食の雑炊 お手軽雑炊
ブナの純木を行く 池の段に向かってブナの純木を行く
ブナの巨木 ブナの巨木
池の段山頂 池の段山頂(勿論ここにも雪はない)
立烏帽子駐車場に向かって急斜面を下る
(ちょっと怖かった!)
急斜面を下る
バイオトイレ 立烏帽子駐車場にバイオトイレ
(いつ付けたか二本のレールが?)
ブナの巨木 ブナの巨木
公園センター駐車場(9:45)→出雲峠(10:30)→烏帽子山山頂昼食(11:30〜12:00)→御陵(12:20)→池の段コーヒータイム(13:15〜13:50)→立烏帽子山山頂(14:05)→駐車場(14:20)→展望園地(15:30)→公園センター駐車場(15:45)
竜王山・福田頭
左に竜王山、右に福田頭
比婆山と節分草
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