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 家々を回るヤブ
 町を歩くヤブ
社殿で神輿を 待ち構えるヤブ
 米俵の神輿が駆け上がります
 
 
お面の色の違うヤブもいます
 睨みを聞かせるヤブ
 ヤブのお面はそれぞれ表情が違います
 睨みをきかせるヤブ
この 攻防は1時間以上続く…
 あたりが暗くなり始めた
 米俵が回り始めた
 あともうひと息!
 とうとう神輿は社殿へ 「やった〜!!」
 米俵の神輿を無事奉納
さぁこれから参拝します
2014年11月3日(日)

呉の祭りは、よごろ(祭りの前日)から町内に祭りの笛や太鼓の音が鳴り響き徐々に祭りの雰囲気が盛り上がります。祭りの間、各神社からそれぞれ”ヤブ”と呼ばれる鬼が出て次々に家を回りながら市内を練り歩きます

夕方4時過ぎ龍王神社に向かって歩き始めると祭りの提灯が飾られ、神社近くの沿道にはお面・イカ焼き・呉名物いが餅・リンゴ飴などの夜店が並び賑やかです

境内への99段の階段を上がって行くと、笛や太鼓の音が聞こえてきます。すでにヤブと神輿の攻防は始まっていました。ヤブが黄色い竹の棒で米俵を突いて、米俵の神輿を奉納するのを神社に入れないよう阻止するのが最大の見せ場です。笛や太鼓の音に合わせて米俵の神輿は勢いをつけて突進しますが、ヤブに邪魔されてなかなか上がれません

この攻防は1時間以上続き、参拝客からは 「もうひと息」 「またダメだ…」 と言うため息まじりの声が聞こえてきます。辺りが薄暗くなり参拝客たちの興奮がピークを迎えた頃、最後にようやく米俵の神輿が社殿に奉納されました。この神社の祭りは何度見ても迫力満点です
龍王神社の祭り(呉のヤブ)
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