島根県雲南市吉田町・同県仁多郡奥出雲町・広島県庄原市高野町
最後のピークを越えてしばらく行くと大岩と呼ばれる岩が現れた。この岩の上からは、目の前に猿政山が聳え振り返ると今まで越えてきたピークが手に取るように見える素晴らしい眺めが広がっていた。それにしてもよく歩いてきたものだ…ここまでくれば鯛ノ巣山はもうすぐです

途中、何度が食事を摂ろうかとも思いながら結局鯛ノ巣山山頂まで歩くことになった。鯛ノ巣山山頂に到着すると米子から来られた二人連れが食事を摂っていた。私たちもベンチをテーブル代わりにここで昼食を摂ることにした。もうお腹がぺこぺこです。少し曇っていたが山頂からは船通山、その向こうに微かに大山も見ることが出来た

昼食の後下山開始。ブナの森の中を下って行くがこちらもかなりの急坂。こうもり岩辺りまで下ってくるとポツポツと雨が降りだした。急いでザックカバーを出して、雨に備えるとすぐに雨は上がった。やれやれホッとひと安心。鯛ノ巣山登山口まで戻りデポしておいた車に乗り込み毛無山登山口に戻る

ブナの森を満喫し、夏から秋に変わりゆく花々を楽しみ山歩きの良さをあらためて感じた今回の山歩き。ここはまた季節を変え新緑や紅葉の時期に訪れたいコースです。修行僧さん・チャコさんご一緒頂きありがとうございました
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 今回の軌跡
鯛ノ巣山データ 
 鯛ノ巣山地図
 総歩行距離 8.9km 昼食時間  50分
 総歩行時間 5時間53分 鯛ノ巣山標高  1,153m
秋の気配  山はもう秋の気配です
  「もう〜離さない」 
  椎の木に恋するブナ(*^。^*)
恋するブナ
 可愛いキノコ  可愛いキノコ
 お邪魔します〜 お邪魔します
大岩からの眺望  大岩からの眺め 眼下に猿政山への登山口
内尾谷集落が望める
 振り返ると遠くに大万木山。手前に見えるピークを幾つも越えてようやくここまで来ました(^_^) ピークを越えて…
鯛ノ巣山山頂 鯛ノ巣山山頂
 こうもり岩 こうもり岩
 この縦走路のいたるところのブナの木にはこのような…(-_-;)
 ”クマ出没注意”の看板 クマ出没注意
吉田毛無山登山口  吉田毛無山登山口
 目の前に聳える大万木山の山体 大万木山
毛無山展望台 毛無山展望台からの眺め
吉田毛無山山頂 吉田毛無山
蛸ブナ 毛無山山頂の蛸ブナ
 鯛ノ巣山へ 鯛ノ巣山へ
鯛ノ巣山  ようやく めざす鯛ノ巣山が見えた!
まだまだ先は長い…
まるで象の鼻のようなブナ
雪の重みのせいだろうか?こんな変形した枝が多く見られる
ブナ
ブナ林 ブナの林を歩く
 蛸星人登場!! 蛸星人
鯛ノ巣山へ 幾つもピークを踏みながら鯛ノ巣山へ
 左に猿政山・右に大毛無山 猿政山・毛無山
2012年9月1日(土)

修行僧さんから「吉田毛無山〜鯛ノ巣山”を縦走してブナの森を楽しみませんか」 とのお声掛けを頂き一か月ぶりの山歩きをすることになった

鯛ノ巣山登山口に車を一台デポし、吉田毛無山登山口に向かった。駐車場で準備をしているともう一グループ上がって来られた。広島市可部から来られたその方々は吉田毛無山までピストンされるとのことでした

歩き始めると登山道にはツリガネニンジンやツルリンドウなど秋の花が咲き、山はもう秋の気配が漂っています。しばらく行くと毛無山展望台に到着した。展望台からは大万木山、三瓶山…少し霞んでいるが島根半島から日本海まで見渡すことが出来る大パノラマが広がっていた

吉田毛無山山頂は、三角点があるだけの展望のない山頂でした。ここでひと休み、チャコさんからどら焼きの差し入れを頂きました。山では甘いものが一番、これから続く山歩きに備えました。そこへ先程駐車場でお会いした方々が上がって来られ暫しの山談義。皆さんとお別れして私たちは鉄屋山をめざして出発です。これまでは整備された歩きやすい登山道でしたが、ここからは笹に覆われた登山道が続くのでスパッツを付けて歩き始める

鉄屋山山頂は三角点があるだけです。寂しい山頂なのでそのまま通過。一つ二つとピークを踏んでいくと目の前には見事なブナの森が広がっている。面白い形や不思議な形のブナが次々現れ、私たちを楽しませてくれたので長い稜線歩も飽きることはなかった。途中、大きなザックを背負い、大万木山をめざして歩く10人余りのグループとすれ違った。この日、稜線上で見かけたのはこの方たちだけと言う静かな山歩きだった
鯛ノ巣山駐車場(8:45)→吉田毛無山駐車場(9:05〜9:20)→毛無山山頂(10:10〜10:20)→鉄屋山山頂(11:03)→大岩(12:50)→鯛ノ巣山山頂・昼食(12:55〜13:45)→鯛ノ巣山登山口(14:55)→鯛ノ巣山駐車場(15:10)→毛無山駐車場(15:50)
吉田毛無山(1,062m)・鉄屋山(1,052m)・鯛ノ巣山(1,026m)縦走
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