2012年 1月15日(日)

新年が明けネット仲間は宮島詣と深入山を歩かれている様子。天気が良ければ雪の上を歩こうかとも思ったが青空は望めそうもなく広島県人として今話題の厳島神社に御挨拶しなければと思い立ち今回は宮島へ

今回は修行僧さん山本隊長さんのレポを参考に包ヶ浦〜砲台跡〜鷹ノ巣山〜包山〜弥山〜大元公園を歩くコース。友人から国民宿舎のお風呂の無料券を手に入れたので帰りにお風呂に入って帰るつもりでこのルートを設定した

いつものように博奕尾コースを歩きここから、包ヶ浦に下る。このコースは以前、ダンナが単独で歩いているので包ヶ浦までは意外に早く着いた。。鷹ノ巣山へのルートはだいたいわかっているが問題は登山口。修行僧さんのレポを参考に地図をプリントアウトして持参したので多分見つけられるだろ…。”つつみばし”と書かれた小さな橋を渡って車道を左に進んだ。しかし、ダンナが予想していた場所は残念ながら間違っていました。目の前に見える山の尾根を歩くのだと思い込んでしまったのです。実際にはこの場所からは見えない隣の尾根を歩かなければならないのに…

「登山口は何処だ…」あちこち歩き回ってみたがなかなか見つからない。途中で諦めて帰ろうかとも思ったが40分かかってようやく 橋を渡って右に行きテニスコートの奥にる登山口を見つけた

鷹ノ巣山への登山口を見つけてからは砲台跡までしっかりした踏み跡が続き迷うことはなかった。しばらく行くと広場があり、すぐ先に大きな砲台跡が何ヶ所かありました。まるで戦時中から時間が止まったような不思議な雰囲気が漂っています

100段近くある長い階段を登ったところで、団体の登山者に出会いました。その方たちは私たちを見てよほど驚いたのか「幽霊じゃないの?」と言い出す始末。まぁ失礼な「はい ちゃんと足はありますよ」 この方たちはかや谷ルートから包ヶ浦に下って行かれるということでした

団体の方々と別れて鷹ノ巣山山頂へ。山頂にはひと際大きな砲台跡があった。明治時代に作られたと思われるこれらの施設が宮島に今もこうして残されているのにとても驚いた。世界遺産の厳島神社のイメージとは違った新たな一面を見たようでした

ここでまたまた問題発生です。 かや谷ルートへの分岐が見つかりません。再び分岐を探し求めて砲台跡周辺を30分近く徘徊することになってしまいました。結局最初に「ここはちがうかな?」と通り過ぎた分岐がかや谷ルートへの分岐でした。先ほどであった団体のかたがたも歩き回っている様子。ひょっとしてこの方たちも迷子かな…?
分岐を見つけるのに時間がかかったので、先を急ぎました。途中ピークがあり後から考えるとそこが包山山頂だったのに素通りしてしまいました。修行僧さんのレポを読み返してみると包山山頂と書かれた札が上の方の木にくくりつけてあったのを見落としたようです(^_^;)

包山から大休峠に登り返す中間地点辺りで、包ヶ浦に向かうという二人連れに遭遇しました。「ここを下って行くと包ヶ浦に出られますか」と声をかけられ、丁寧に包ヶ浦へのルートを説明してお二人とは別れ、私たちは大休峠をめざした。しかし、このお二人が無事包ヶ浦までたどり着いたかな…?

午後2時を回ったがこの先急登が続くのに食事を摂ると余計しんどくなりそうなので、このまま歩き続けなんとか大休峠に到着した。ここまでくればもう安心。しかし、かや谷ルートまではまだまだ急登が続く。もうひと頑張り 羊歯をつかみながら這うようにして登っていくとようやく、かや谷ルートに出た

ここからは慣れた登山道を歩いてかや谷駅に到着。「途中で疲れたらロープウエイで帰ろうか」と弱気になっていたのに、結局 獅子岩駅を経由して霊火堂までやってきました。ここまで来たらもう足が棒のようです「山頂まであと1km」と書かれた標識を見てから弥山山頂が遠かった

なんとか弥山に到着するとすでに3時を過ぎて人影もまばら。もうすぐ取り壊される展望台の二階で昼食を摂りました。ひと休みすると元気が出てきました。もう日が暮れそうなので早足で四宮コースを下り明るいうちに何とか桟橋につきました

足が棒のようになりなりました。結局国民宿舎のお風呂にも入れず、平清盛の資料館も見学でませんでした。しかしまぁ兎に角よく歩きました。正月早々久々の徘徊です。見るとダンナの手は擦り傷だらけ。今日は疲れたけど久々で終わってみると子供のころの冒険心が蘇ったようで楽しかった

今回は包ヶ浦で目の前に見えた山に登るのだと思い込んでしまい、先入観から、なかなか登山口を見つけることが出来ませんでした。反省点は多々ありますが、それでも帰りの車の中ではもう次の山歩きの計画を話していました。どこまでも懲りない二人です(^_^;) こんな二人ですが今年一年また元気に山登りを続けますのでよろしくお願いいたします
宮島桟橋((9:35)→厳島神社(10:00)→博奕尾登山口(10:20)→包ヶ浦分岐(10:50)→包ヶ浦(11:20)→鷹ノ巣山登山口(12:00)→砲台跡(12:35)→鷹ノ巣山山頂(12:45)→休憩(13:00〜13:05)→かや谷コース分岐(13:30)→大休峠(14:20)→かや谷尾根(14:30)→かや谷駅(14:40)→霊火堂(15:15)→弥山山頂昼食(15:25〜16:00)→紅葉谷(16:40)→宮島桟橋(17:10)
 今回の軌跡
 軌跡
 グラフ
 総歩行距離 14.7km   昼食 35分
 総歩行時間 7時間32分 弥山標高  529.8m 
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捜索中 「鷹ノ巣山・包山・分岐は何処だ…?」GPS・地図・コンパスとにらめっこ(今回はこんな光景が10数回…)
30分近く砲台跡を歩き回ってようやく分岐が見つかり登山道をかや谷コースに向かって歩き始める かや谷コースへ
鷹ノ巣山・包山  振り返ると奥に鷹ノ巣山・手前に包山が聳える
羊歯の葉をつかみながら急登を登る  
「やれやれようやく先が見えてきた」
これを登るのも下るのも大変です。あまりおススメできるコースではありません(-_-;)
急登
大休峠 大休峠に到着
左が大砂利へ、右が博奕尾へ
まっすぐ行くとかや谷コースへ
かや谷のロープウエイの駅に到着

ダンナ曰く「ロープウエイで帰ろうか?」
ヨメさん「さぁ 弥山へ行くよ」
かや谷駅
霊火堂  霊火堂に到着。弥山山頂までもうひと息
もうすぐ壊される展望台で遅めの昼食
時計は既に3時を過ぎていました
昼食
弥山山頂 誰もいなくなった弥山山頂
 四宮コースを下り紅葉谷に到着 紅葉谷
宮島桟橋 夕暮れまでになんとか宮島桟橋に到着
「ヤレヤレ無事到着(^_^;)」まわりに登山者の姿はなかった
厳島神社  まずは厳島神社へ初詣で
博奕尾コースから右に進むと”かや谷コース”
今回は左の包ヶ浦へ下る
包ヶ浦へ
包ヶ浦  包ヶ浦海岸まで下ってきた
包ヶ浦から鷹ノ巣山へ上り返す登山口を捜索中 ただいま登山口捜索中
徘徊中  今回はこんな感じで幾度となく藪の中を徘徊
40分かかってやっと鷹ノ巣山への登山口を見つけた!
(ハングル文字のバナーがかかっていました)
登山口
登山道 鷹ノ巣山への登山道はまるで高速道路
尾根道を歩いていくといきなり広場に出た 広場
砲台跡 砲台跡に到着
 山頂へは急な階段が 百段近く続いていました(-_-) 階段
鷹ノ巣山山頂 鷹ノ巣山山頂
鷹ノ巣 砲台跡ですれ違った登山グループの人たち 団体の登山者
鷹ノ巣山山頂周辺  鷹ノ巣山山頂周辺にはまるで戦時中にタイムスリップしたような光景が広がっていました
博奕尾〜包ヶ浦〜砲台跡〜鷹ノ巣山〜包山〜弥山(四宮コース)〜紅葉谷
宮島遺構巡り
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